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TOEFL ITP® テストで満点を取る英語力とは?

2016.10.11

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TOEFL® テストには、現在世界中のTOEFLテスト受験者の96%が受験しているTOEFL iBT® テストの他にTOEFL® PBTテスト(ペーパー版TOEFLテスト)(*1)という形式の公式テストがあります。

TOEFL ITP® テストは団体向けTOEFLテストプログラムのため、そのスコアは公式テストとしての利用はできませんが、世界の様々な国で教育機関を中心に交換留学・院入試・クラス分けテストなど幅広く利用されています。

TOEFL ITPテストはTOEFL PBTテストの過去問を利用して作成されています。

TOEFL ITPテストの満点はLevel 1とLevel 2で異なり、Level 1がTOEFL PBTテストと同レベルになります。今回はTOEFL PBTテストと同レベルのLevel 1のみ紹介します。

■Level 1

セクション 問題数 解答時間 スコアの範囲
Listening Comprehension 50 約35分 31点 - 68点
Structure and Written Expression 40 25分 31点 - 68点
Reading Comprehension 50 55分 31点 - 67点
TOTAL 140 約115分 310点 - 677点

TOEFL ITP® Supervisor's Manualより引用

 

では、こちらのスコアを欧米で幅広く導入されている語学国際標準規格であるCEFRに当てはめてみましょう。

■測定するレベルのTOEFL ITP® Overall Performance Descriptorsをご確認ください
https://www.toefl-ibt.jp/toefl-itp/

 

こちらの表で確認してみると、ほぼ満点であるレベル627-677がCEFR でいうC1となっています。その英語力は、熟練した言語使用者とほぼ同等と言われています。

■英語4技能試験情報サイト
https://4skills.eiken.or.jp/qualification/cefr.html

ちなみにこのC1はTOEFL iBTテストでは95〜120点のレベルになります。

一概には断言できませんが、CEFR上では、TOEFL ITPテストで満点を取ればTOEFL iBTテストでもハイスコアが目指せる英語力があるということが言えるでしょう。

なのでTOEFL ITPテストで高得点が取れてきた方はTOEFL ITPテストでは測れないSpeakingとWritingのセクションも測定できるTOEFL iBTテストに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

また、TOEFL iBTテストを受験する際は、いきなり受験するのではなく、TOEFL iBTテストと同形式のオンライン模試でご自身の実力を測定してから、弱点を中心に対策されるのが良いかと思います。

 

TOEFL ITPテストで目標スコアをクリアした後は、TOEFL iBTテストで公式スコアの取得を目指して頑張ってください。

 

(*1)日本では、2007年11月を最後に実施は終了しています。また、ETSは、TOEFL PBTテストの段階的廃止を発表しています

 

 

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上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。

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